かもめ屋とは

かもめ屋とは

 


ごあいさつ

かもめ屋のホームページをご覧の皆様、こんにちは。

スタッフは女性が中心。筆者も現在子育てに奮闘中の母でもあります。

忙しい日々だからこそ「食の時間」は大切にしています。

人の生涯の食習慣は、幼少期に好きになった食べ物の組み合わせで作られていきます。

それは、赤ちゃんがとる初めてのミルク、食べ物からはじまっています。

健康維持に重要な腸内細菌のバランスも3歳頃までにある程度形成され、以後はあまり変化しません。

時間に追われる時代で個々に食事を取りがちですが、毎日笑顔でご家族の食事(身体のもと、活力のもと)をつくり

「家族で食卓を囲んで食べることは楽しい♪」という場をつくるのはとても大事ですね。

楽しい食事は、健康や元気の源!

そのエネルギーとなる食材に関し、料理を作る方の目線に立ち 手軽に使え安心で美味しいものをご提供できるよう、日々取り組んでいます。

足早に時代が進む中、

「より良い食事,安心な食事とは何か?」その問いかけに対し、

あらゆるニーズにお応えできるよう商品開発、情報の発信、皆様の街にもお届けできるようお取引先の開拓努力もしております。

子どもがこれからの未来を創るならば、日本の未来はお母さんのつくる食事にかかっていると言って良いのではないでしょうか。

より良い未来を創るためのお手伝いを、私どもができれば幸いです。(文責:長岡智美)


かもめ屋ストーリー

かもめ屋の始まりは、西伊豆戸田の漁師の息子でマグロが大好きだった夫を想い、現・代表の《食の大切さを発信したい》という想いからスタートしました。

当初は、小規模の共同購入組織に属し、当時では珍しい無着色で完全天日干し、100%駿河湾産の素干し桜えびの製造販売を行っていました。

あるとき、夫が大好きなマグロを缶詰で常備しておきたいが「化学調味料が使われている」「美味しいものがない」ことに着目。

こどものアトピーにも悩んだ母親は生活を見直し 同じ想いを持つ親同士で勉強した結果、

「添加物の無い自然なものを食べたい」「ないのなら自分達で作ろう」と子どもたちや親へのメッセージも込め、商品製造に向けて始動しました。(地元、静岡市や焼津市では缶詰会社がしのぎを削ってツナ缶詰を製造。その生産シェアは国内生産の97%,2019年調べ)

1989年8月31日に 有限会社かもめ屋を設立 (2023.1で33期)。

ひとりで缶詰工場を何社もまわり協力企業を探しましたが、効率・コスト面で折り合いがつかず、行く先々で断られました。

断られ続け 諦めかけていた、3年が過ぎた頃・・・

清水の缶詰工場へ、ひとりの女性の強い信念が届き、ついに製品化が決まりました。(当時の重役数名が珍しそうに見守る中で、自分の譲ることのできない企画を提示した主婦は変わりものに見えたとおもわれますが、この新しい取り組みに賛同してくれたのです)

・・・売り先も定まらない頃は商品を売り歩くのも大変でしたが、オーガニックに取り組んでいる仲間たちが買い支えてくれました・・・

たったひとりの女性の強い想いに共感してくれて一緒になって

” どうしたら美味しくて安心安全なツナ缶を作ることができるのか”  を話し合いながら形にしていき、
究極にこだわり抜いた【かもめ屋のライトツナフレーク】が生まれました。

 

 

 

 

 

初代  缶詰(娘が描いた手書きデザイン)


その後も試作や改良を何度も重ね、ライトツナフレークは幾度も進化してきました。

・国内(静岡)の工場でひとつひとつ丁寧に人の手で削られた*マグロ

・NON-GMO(非遺伝子組換え)菜種一番搾り油

・国産契約栽培の有機野菜を濃縮した野菜スープ(油漬け)

・赤穂の天塩

・エポキシ樹脂 不使用缶を使用(環境ホルモンの原因の一つ「ビスフェノールA」対策缶)

といった、ひとつひとつの素材や原材料にこだわり、20年かかって現在ご提供しているツナフレークの形となりました。

これからもかもめ屋は「食」を通じ、安全な食の大切さを感じていただけるよう邁進してまいります。